とにかく音が小さいし、季節を選ばずに使えるし弾道も安定してそして値段も安いSOCOM Mk23。
冬場のサイドアームにもなるし、初心者にも上級者にもオススメの一挺です。
トリガープルを軽くするカスタムはこちらに載せています。
目次
九龍戦闘市街区でレンタル
日曜日の10-16時で八王子のTENKOOの定例会に参加してきました。
ラストゲーム序盤でMP5の電池切れるわ終盤でP226のマガジンからガスが吹き出てぶっ壊れるわで災難でした…
でもそのあと「せっかく集まったしもう一軒行けへん?」とサバゲーのハシゴすることになりました。
元々九龍の近くに住んでるマイメンの車で来てたので、そのまま夜のフリーゲームに参戦。
http://www.kowlooncity0801.com/
九龍では結構な種類の銃がレンタルできます。電動ハンドガンが好きでなく、かといってガスガン借りてもなーと思い、間を取ったかのような固定スライドのガスガンSOCOMをレンタルしました。
メタルギアソリッドで有名な銃ですね。
九龍のレンタルは非常に種類が多いので、購入前にサバゲーで試せるのはとてもいいです。フィールド自体もめちゃめちゃオモロいのでぜひ行ってみてください。
そしてSOCOMを使ってみた感想。
めっちゃめちゃ静かやし扱いやすくてええやん!
SOCOM Mk23とは
エアガンレビューの前に少し銃自体の紹介を。
1989年アメリカでOHWSプロジェクト(Offensive Handgun Weapon System)が進められました。
USSOCOM(United States Special Command)のためのプロジェクトで、ソーコム隊員のニーズを満たすものを開発することに。
そのニーズとは
- サプレッサーが装着できる
- レーザーエイミングモジュール(LAM)が装着できる
- プライマリー(メイン武器)にも劣らない45口径のバックアップ
の3点でした。
開発は3のフェーズがあり、ColtとH&Kが立候補したものの、フェーズ1でColtが脱落。1996年、H&KのUSPをベースにMk23が完成しました。
見た目はかなり近いですが、USPは9mmなので一回り大きいですね。重さは倍近く違います。
メタルギアソリッドの影響もあり日本ではソーコムと呼ばれますが、実はアメリカではH&K Mk23と呼ばれるため通じないそうです。
ちなみに市販品としてMk23という名前でも流通しています。
使用動画
先日福岡のTactics Fieldにて使用してきました。音がしないので裏取りした時めっちゃ気持ちいいですね。よければこちらも合わせてご覧ください。
レビュー
スペック
東京マルイから発売されている固定スライドのガスガンです。
なんと実銃メーカーのH&Kからライセンスを取っており、刻印もあってカッコいいのです。
- 全長 245 mm / 427 mm(サイレンサー装着時)
- 銃身長 133 mm
- 重量 850 g(空マガジン含む)/ 1,200 g(フル装備時)
- 装弾数 28 + 1 発(1発は本体に装填した場合)
1cmほどですが、銃身長が実銃より短いです。重さと全長は同じです。装填数は実銃だと12発なので多め。どのハンドガンでも同じですね。
スライドが固定されているため、ガスガンですがブローバックはしません。 45口径ということで9mmのSIG P226よりも少し大きめです。指の短い人にはちょっとグリップ大きくてトリガー引きづらいかも。
パッケージ
そう、マルイのソーコムといえば専用ケース付きなんです!
高級感があっていいんですよねー。そのままサバゲーフィールドにも持って行けますが、持ってる人からしたら「あれソーコムや」って気付くし電車移動やからやめておきました。笑
サプレッサーとライトも最初から付いています。
外観
両方とも付けるとこんなカンジ。まさにメタルギアで見たあの銃ですね。アラサーの自分と同世代ならこのカッコよさ共感してもらるハズ。
サプレッサーは金属ですが、本体とライトは結構プラ感あります。パッケージ裏の説明によると、ダイカスト製らしいです。(ダイカストが何かは知らんけど…)
ライトは電池式ですが、残念ながら暗すぎて実戦では使い物になりません。
なので結局フィールドには銃とサプレッサーのみ持っていくことになります。
サプレッサーを外した本体だけの写真。ライト外してアンダーレイルに他のアタッチメント付けてもカッコよさそうですね。
スライドは固定式ですが、一応手で引くことはでき、最後までコッキングすればハンマーが起きます。
けど指でハンマー起こせるのでわざわざコッキングする必要はありません。
セーフティは2箇所あり、前か後ろのレバーを上げるだけ。後ろのレバーはハンマーが起きてないとかけれないので、前だけ使うのがラク。
後ろ側のはアンビなので左利きの人は使えるかも。
コッキングレバーもありますが、ダミーなので動きません。というかもはやレバーでもないです。
銃口は16mmの正ネジ加工。一般的な逆ネジ14mmとは違うので、他のアタッチメントを付けるならアダプターが必要です。
いいところ
とにかく静か
室内でもサプレッサー付けるとマジで音分かりません。撃たれた人も結構「?」になってます。屋外やと確実に無音ですね。
裏とってボスボス当てるのが超絶気持ちいいです。
シンプルにここが最強たるポイントです。
弾道が素直
固定スライドということもあり、かなり真っ直ぐ飛びます。
(ブローバックは楽しいけど安定しない…)
サプレッサーを付けるとサイトが見づらいですが、本当に素直な弾道なのであんまり気になりません。サイトを覗かなくても結構撃てます。
ブローバックがないおかげで、ある程度構えが崩れていても思ったところに飛んでいきます。
扱いがラクでどんな状況でも使える
意外とここがポイントかも。
ガスなのにチャンバークリア不要。つまりマガジンの抜き差し時にいちいちコッキングしなくていいんです。
そもそもチャンバーには弾が残りませんが、ガスなので万が一残っててもマガジンが入って無ければトリガーを引いても弾は飛びません。安心。
そしてスライドが固定式なので冬でも使えます。どうしても電気系統の管理がニガテな自分からすると冬でも使えるガスガンってのはメリット大きいです。
しかも飛距離も結構あるので、野外でも使えます。
気になるところ
サプレッサー付けると意外と長い
入り組んだフィールドやと自分が想像してるより長いのでハンドガンの感覚で使うとバリケにぶつけます。
せっかく静かな銃でこっそり動いてるのに、コツンって音鳴って何回かバレました。笑
重さは気にならんけど、取り回しは慣れが必要かも。
なんしかプラ感
コレが本当に惜しい。プラスチックのオモチャ感があるんです。
もはやタイフォン柄とかに塗装したい。
刻印の部分に白で墨入れしてる人がいたけど、アレはカッコよかった。
トリガーが重い
一回目使った時ほど気にならんかったけど、やはり他のエアガンと比べるとトリガーを引くのに力が入ります。
連射速度はあんまり期待できません。カスタムしてちょっと軽くしたらより使いやすそうです。
※2020/05/24追記
意外とかんたんにカスタムできました。ドライバー一本で出来るので、こちらの記事を参考にしてください。
インドア最強のハンドガン
リアルさを求めないなら確実にインドアでは最強のハンドガンでしょう。
(というかそもそもハンドガンはフルメタルが銃刀法で規制されているのでリアルさを求めるものでは無いんですが)
扱いやすいだけでなく、価格も1万円ちょっとで手が届きやすいし最初の一挺にぜひオススメしたいです。
もちろんベテラン勢も裏取りマンにはもってこいです。
気になるところもあるけど、断然よいところのが多い一挺でした。
エアガンを安く買う方法についてこちらにまとめました。
ぜひとも参考にしてみてください!